近未来都市SEMBOKU CITY。で、SDGsについて考えてみる。そもそもSDGsでなにがどう変わるの?
2018/12/15
平成30年6月15日、国連が定める『持続可能な開発目標(SDGs)』の達成に向けた優れた取組みを提案した全国29自治体の一つとして、仙北市が『SDGs未来都市』に選定されました。
選定されましたよー。市民のみなさーん。
・・・?
なんでしょう。SDGs(えすでぃーじーえす)。
SDGsって、なーに???
なにがどう仙北市にとっていいのん?
SDGsとは、Sustainable Development Goals
の頭文字をとったもので、
『持続可能な開発目標』と、訳されます。
各国が達成すべき2030年までの国際目標のことで、
2015年9月の国連サミットで採択されました。
です。ここまでは大丈夫ですね。
持続可能な世界を実現するための
17のゴール 「貧困をなくそう」など。
目標のカテゴリーに近いです)、
169のターゲット とりあえず「実現すること」
くらいの理解で良いかと。(^o^)
と。
230の指標を定めています。
↑こんなの。
市内で張られてるの見たことありません?(^o^)
それでは、仙北市でSDGsってなにがどう関係あるの?って思いますね。
ちなみに仙北市では、
① 近未来技術による夢のあるまちづくり
② 「温泉×健康」による持続可能なまちづくり
③ 田沢湖再生の加速化
④ 農業 IoT の導入による農業生産性の向上と耕作放棄地の削減
⑤ 水素エネルギーの活用による産業振興
を、目標に掲げています。
そもそも。
SDGsの前には、『MDGs』というものがありました。
MDGsとは、
Millennium Development Goalsの頭文字をとったもので、
『ミレニアム開発目標』と呼ばれます。
MDGsでは、2015年までに達成すべき目標として、
8つのゴールと21のターゲット項目が定められました。
内容としては、
『貧困と飢餓の撲滅』
『普遍的初等教育の達成』
『HIV/エイズ、マラリアその他疾病の蔓延防止』
などと、
主に開発途上国における課題解決と援助が目的であったように思
います。
ですが、
今回のSDGsでは、
発展途上国だけではなく、
先進国自身が取り組むべき内容や、国をまたいだ
国際的な課題も多く定めています。
例えば、クリーンエネルギーの普及や気候変動対策、
格差や不平等の是正や住み続けられるまちづくり、などです。
つまり、世界じゅうの全ての国々が取り組むべき目標なのです。
なので、発展途上国のみならず先進国、ひいては『国』だけではなく、
地方自治体の取り組みも重要だということ。
ゴールの1つに『住み続けられるまちづくり』が定められているから。
環境未来都市、地方創生といったとこと相性がよさそうですね(^o^)
ちなみに。
SDGsのコンセプトは『誰も置き去りにしない世界を目指して』
というのがあります。
多くの市民の深い理解と温かい協力が絶対に必要であるとこは明白ですね(^o^)
どしてもこうした取り組みは理解が得づらかったり、思いとは違う方向に進みがちな側面もありますが、
SDGsのコンゼプト自体は素晴らしいと感じています。
まだまだ自分も勉強不足ですが、これから仙北市の取り組むプランに期待していきたいと思います。
仙北市の掲げるプラン・コンセプトに多くのステークホルダーが共感し、真摯に取り組んでいってもらえれば、これまでにはない、近未来田舎都市・SEMBOKU CITYにもなり得ます。
これまでになかった仕事や未来が生まれる可能性だっておおいにあり得ます。
引き続き、勉強しながら見守っていきたいですね(^o^)
市民向けの勉強会なんかも期待したいですね。
ではでは。
More from my site
関連記事
-
-
心のバリアフリーについて考えてみた。ユニバーサルマナーをもっと多くの人に知ってもらいたい。
心のバリアフリーって、なんだろう?。 あまり日常的に使わない言葉。 …