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地域おこし協力隊という立場に苦しむヨソモノ・ワカモノ・バカモノの実態

      2017/07/01

全国にまだまだ今の『地域おこし協力隊』という制度に苦しんでいる未来ある若者が多い。今日はそんなお話。

7年間で200億円という巨額が投入された、安倍首相肝煎りの地方創生事業『地域おこし協力隊』。取り組む自治体が全国に広がる一方で、「地域おこし」、「地域再生」とは残念ながらほど遠い話が全国各地から出てきています。

『地域おこし協力隊』の隊員が、受け入れ先である自治体の対応に戸惑うケースもあるという。

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数ヶ月で隊員を辞めざろうえなかったKさん(20代男性)

中部地方で『地域おこし協力隊』隊員となったKさん(20代男性)は、「活動は観光施設での接客とPRのはずが、実態はただのブラック自治体だった」と憤っている。観光施設内の掃除はもちろん、全く関係のない自治体の職員用トイレの掃除にも明け暮れさせられた。

「丁寧に掃除や作業をしていると、『遅い!ゆっくりしすぎっ!急いでやって!!』と急かされる。そして次から次へとどんどん雑用などを押し付けられました・・・。」

結局任期の最長3年を待たずにKさんはほんの数ヶ月で『地域おこし協力隊』を辞めてしまった。

 

 

2011年から2014年までの3年間、長崎市のある島で『地域おこし協力隊』として活動していたKさん(40代男性)。長崎の離島、池島の魅力を発信したいという思いから、『地域おこし協力隊』の応募に募集した。だが、初日から驚きの連続だったというのです。

 

「市が用意してくれた住居を確認しに行ったところ、あまりにも傷んでいてとてもとても住める状況ではない。さらには活動予算がないと、隊員としての活動は大幅に制限してくるにもかかわらず、活動予算の見積もりを出す締め切り日すら教えてくれなかった。」

最初のうちは隊員から市に要望等を伝える場が「月に一度」は設けられていたが、いつの間にかなくなった。「こんなことをやってほしい」という要求もなく、完全に放置状態。地域の住人はおろか、活動に関与する他部署の人の紹介すらしてくれなかったという。

結局3年間の活動期間を終える時に市の担当者から、市長をはじめ市議会議員らが参加する報告会でスピーチしてほしいと頼まれた。「悪い面も話して良いなら」という条件で登壇し、「受け入れ側や自治体自体が変わらないとだめだ」という思いをぶつけた。

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「ここで自分が言わなかったら、次の代の人たちが同じ目にあうと思いました。でも、さらっと『ごめんね』と言われた程度で『じゃ、2次会行こうか』という軽いノリ。最後までそんな感じで、とても残念でした・・・」

 

これはあまりに有名な話し。以前ももしかすると取り上げたかもしれません。

 

四国地方で2013年から2年間、『地域おこし協力隊』の隊員として活動したYさん(40代女性)も同様の経験をした一人。

「せっかく地域おこしのアイデアを企画書にまとめても、担当者のところでストップしたままでそこからのアクションや反応が全くない。実際には会議や打ち合わせにすら参加させてもらえなかった。『出る杭は打たれる』というような空気間でした。」

 

なぜこのような事態が全国から続出してしまうのか。

どうすればこのような事態を防げるのか。

 

 

「地域をどうしていきたいのか、自治体側と地域おこし協力隊の隊員側がとことん話し合うことが大切。

「地方や田舎でいわゆる『ヨソモノ・ワカモノ・バカモノ』を生かす為には、対等に意見を言い合えるコミュニケーションを取れる場所が必要。『地域おこし協力隊』の隊員も、主体的・自主的に動けるようになることで初めて「楽しい!!」と思える。やる気を持ち続けてもらうためにも、自治体・隊員のお互いが行政・民間というそれぞれの立場から1歩づつ歩み寄る姿勢を持つべきです。」

全国で応募・募集・導入が広がり続ける『地域おこし協力隊』。現在の報酬条件で総務省が目標に掲げる隊員4000人に到達すれば、年間でおよそ126億円という巨額の交付金投入が見込まれる。いわゆる税金。

今のままでは、結果として「地域おこしごっこ」ばかりになりかねない。国も自治体も、制度の充実のために、対策を練り、早急な改善が必要と強く感じる。

 

 

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 - 地域おこし協力隊

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